皮膚科学研究に基づいた、スキンケアブランド ユーセリン 100年を超えるグローバルでの歩み

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ユーセリンは100年以上にわたり、スキンケア処方の開発に取り組んできました。

ユーセリンの研究開発は常に皮膚科学研究と切り離せない関係にあります。

ユーセリンの原点

バイヤスドルフ社の創設者 ― パウル・C・バイヤスドルフ
ドイツ バイヤスドルフ社の研究風景(1910年代)ユーセリンのすべての製品は、創業当初から薬剤師と皮膚科医の綿密な連携と徹底した研究に基づいて開発されています。

ユーセリンの起源は、ドイツ・ハンブルクにあったパウル・C・バイヤスドルフの薬局にあります。

1882年、薬剤師パウル・C・バイヤスドルフは新しいタイプの創傷被覆材の特許を申請し、それがきっかけとなってバイヤスドルフ社が設立されました。8年後、彼は事業を同じ薬剤師仲間であるオスカー・トロプロヴィッツに譲渡し、トロプロヴィッツは「バイヤスドルフ」ブランドの名のもとに製品開発を始めました。先駆的な皮膚科医であるパウル・ゲルソン・ウナ博士との密接な協力関係により、製品は最新の皮膚研究に基づいて着想・開発されていきました。

この「研究と製品開発の融合」は、創業時から現在に至るまで、ユーセリンの歴史の中核を成しています。

そのため、ユーセリンの製品はすべて科学的根拠に基づいており、さまざまな肌悩みに適した製品を提供しています。

スキンケア研究に従事した100年

1900

リフシュッツ博士は、ユーセリットの特許を申請・取得しました。
ユーセリン初の製品。

ユーセリット(Eucerit)

1900年、アイザック・リフシュッツ博士は、安定した乳化剤「ユーセリット」の特許を出願しました。「美しいワックス(蝋)」を意味する古代ギリシャ語に由来したこの成分は、当時の医療界に革命をもたらしました。

ユーセリットは、世界で初めて安定した「油中水型エマルション」を開発するための技術的基盤となりました。これは当時のバイヤスドルフ製品すべての基礎にもなりました。

皮膚科医ウナ博士は、この軟膏の特性に特に感銘を受け、次のように評価しました。

「安定性が高く、なめらかなテクスチャーで薬剤師にとって扱いやすい。医師は処方しやすく、患者は心地よい使用感と冷却効果に満足できる。」

1950 - 1960

pH5 ユーセリン軟膏

1950年、当時として画期的な「pH5ユーセリン軟膏」が登場。“弱酸性皮膚バリアの保護と回復”を可能にした最初の製品です。アルカリ性の環境でも機能する設計で、現在も非常に重要とされるスキンバリアの維持に寄与しました。

1970 - 1980

ユーセリン pH5 ローション&クリーム

ユーセリン初となる、全身のどの部位にも使用可能なスキンケア製品シリーズが登場。特に敏感肌の方に適しており、肌の健康を維持・保護するための包括的なメディカルスキンケアプログラムを提唱しました。

今日でも世界中の医師が、肌へのやさしさと保護効果を評価し、様々な肌トラブルに対してこのシリーズを推奨しています。

当時の「pH5シリーズ」は、主に診療現場における皮膚疾患の治療用として使用されていました。